クレジットカードの発行での報酬獲得のために、ポイントサイト経由でクレジットカードの検討をするケースは少なくはないのではないかと思います。
楽天カードや、イオンカード、Yahoo!JAPANカードなど還元率0.5~1.0%で、ポイントサイトで数千円単位での報酬が獲得できるクレジットカードもあり、カード会社からの報酬とあわせての高額な報酬が一度に獲得できるため、単発的な副業・お小遣い稼ぎとみなすこともできます。
一方で、還元率が若干高めのカードでは、広告報酬が控えめ、または全く設定されていないためにネット上で紹介されにくい傾向にあります。
今回は、ポイントサイトの報酬を優先せず、基本の還元率が1.0%を超えるクレジットカードについて紹介します。
ページコンテンツ
P-one Wizカード(基本還元率1.5%)
カード名 | P-one Wiz (ポケットカード) |
---|---|
還元率 | 1.5% (請求時割引:1.0%、Tポイント交換:0.5%) |
年会費 | 無料 |
ブランド | VISA、JCB、 MasterCard |
電子マネー | ・付属:なし ・ポイント付与:なし |
ETCカード | 有料:1000円(税抜)・新規、更新時 |
特典など | ETCカード利用分、 金券類、各種保険料など1%オフ対象外 |
元々はリボ払い専用カードですが、事実上のクレジットカード一括払いとなる「ずっと全額コース」を設定しておけば、普通のクレジットカードとそん色なく利用することが可能です。
年会費無料なので、普段はほかのカードを利用する場合でも、サブカードとして保有しやすいですね。
2017.10請求分より、REXカードの還元率が1.25%へと改悪されたため、一般的なカードの常時の還元率では、P-one Wizカードが最も高いカードの1つとなっています。(ほかに同じくリボ払い専用のJizileなどがあります)
自身が発行した2016年前半ごろには、ポイントサイト経由分で5000円の報酬があったことに加え、かつ入会後6か月間はポイント分が3倍の1.5%還元で、合計2.5%還元となっていました。
現在はポイントサイトでの報酬は知る限りなくなってしまい、また入会時のポイントが増えるキャンペーンもなくなってしまいましたが、還元率だけでいえば、ポイントサイトでも入会時に高額な報酬が設定されているクレジットカードよりも良いということになります。
ETC利用料金や生命保険等の各種保険料の支払いなど、一部の支払いでは1%offの対象外となり0.5%還元となってしまいますが、その他のケースではどこでも1.5%と高い還元率のため、今後の改悪がない限り重宝するカードです。
REX カード(基本還元率1.25%)
カード名 | REXカード(JACCS系列) |
---|---|
還元率 | 1.25%(2017/10より改悪) |
年会費 | 無料 |
ブランド | VISA |
電子マネー | ・付属:なし ・ポイント付与:モバイルSuica、SMART ICOCA |
ETCカード | 発行無料 |
特典 | 価格.com安心支払いサービスで還元率が1.5% |
2017/10まではP-one Wizカードと並び還元率1.5%で、ETCや生命保険支払い等での還元率低下がないため、自身はメインのカードとして多くの支払いで、優先的に使用していました。
改悪に伴い還元率は1.25%へ低下したものの、年会費が無料になったこと、個人的にETCカード用として需要があることから、そのまま継続して保有することになりました。
依然として高い水準の還元率となるので、P-one Wizの将来的な改悪を想定して、今のうちに作成しておくのもよいかもしれません。
ポイントサイトは、過去の1000円前後の報酬⇒広告なし⇒ハピタスで750円と、報酬は低めながらも2017/10時点では、ハピタス経由での申し込みが可能でした。
あまりポイントサイトでの報酬は多くありませんが、その分利用時に還元してくれるカードとも考えることができます。
REXカードの詳細は以下の記事で紹介しています。
https://space-azole.com/money/creditcard/rexcard-good-point
同じくJACCS系の高還元率カードとして、リーダーズカード(還元率1.26%)も存在しますが、こちらは探した範囲とはなりますがポイントサイトでの報酬があるところは見つけることができませんでした。
リクルートカード(還元率1.2%)
カード名 | RECRUIT Card (リクルートカード) |
---|---|
還元率 | 1.2% |
年会費 | 無料 |
ブランド | VISA、JCB、 MasterCard |
電子マネー | ・付属:なし ・VISA、Master:nanaco、Edy、モバイルSuica、SMART ICOCA ・JCB:nanaco、モバイルSuica |
ETCカード | 発行費用:1000円(税抜・JCBを除く)、年会費無料 |
特典など | ETCカード利用分、 金券類、各種保険料など1%オフ対象外 |
リクルートカードはこれまでも1.2%還元、年会費無料のカードでしたが、上位版となるリクルートカードプラス(還元率2.0%、年会費有料)の新規募集停止や、より利便性のあるPontaやdポイントへの交換が可能となったことでより価値のあるカードとなってきました。
最近では、電子マネーチャージ用としての注目も高く、他社のカードがポイント還元率改悪やポイント付与廃止などで軒並み使えなくなってきている中、リクルートカードは還元率1.2%にも関わらず、いまだ多くの電子マネーチャージに対応しています。
REXカードの還元率低下で相対的に価値が上がったのはもちろんですが、電子マネーなどのポイント2重取り用にも適しているので、REXカード還元率が1.25%へと改悪したのを機に、自身も新規発行することになりました。
その際ポイントサイトも探しましたが、モッピー1000円、ハピタス1010円(記事作成時は750円)となっており、1回で5000円近く報酬がもらえる還元率1.0%前後の比較すると、報酬は控えめという印象でした。
もちろんポイントだけを目当てに入会したわけではないので、ポイント2重取りを中心に積極的に支払いに利用していく予定です。
高還元やポイントサイト報酬の良いカード
最後に比較用となる、高還元のクレジットカード・プリペイドカードや、ポイントサイトでの報酬が良いカードについて整理しておきます。
ポイントサイトのでの報酬が良いカードは、楽天カードやイオンカードなどが代表的で、多い場合にはポイントサイトだけで5000~8000円相当の報酬になります。
そのほかにも、クレジットカードでの2重取りが可能なPolletやLINE Payに代表されるプリペイドカードを活用することで、還元率を高めることが可能です。
いろいろと制約がかかる場合もありますが、うまく使いこなせれば2%近い還元率も実現可能です。
参考:2017年に相次ぐ改悪|活用可能な高還元率のクレカとプリペイドカード
他にも元々の還元率が高いものや、キャンペーン時の利用で還元率が上昇するおすすめカードに関しては、以下の記事で紹介しています。
参考:2017年おすすめクレカ9枚/高還元率と利用シーンで選択
ポイントサイトでの高還元率カードまとめ
ポイントサイトでは、還元率の高いカードは、広告が出ていなかったり報酬が控えめになっている傾向にあります。
その分、利用した際はお得になるので、目先の報酬だけではなく、利用した際のメリットも踏まえながら作成・申し込みするクレジットカードを選んでみてはいかがでしょうか。
ポイントサイトでクレジットカードを作成して報酬を得たい場合には、キャンペーンなどで報酬が高い傾向のある、以下の2つのサイトがおすすめです。